2013年8月9日金曜日

0521 もし、Evernoteがなくなったら?


もし、Evernoteのサービスが突然なくなったとしたら、これまでのノートはどうしたらいいでしょうか?
そんなことを今年(2013年)の3月くらいから、つらつらと考えておりました。時間ができた7月からは具体的に作業に入ろうかと思ったのですが、1万近いノートをどこにどうやって移そうかと途方に暮れておりました。
そんなとき、倉下@rashita2先生のサイトで、こんな記事をみかけて、う〜んとうなってしまったのでした。

R-style » 「ある日からEvernoteが使えなくなることになったら?」
やはり結論が秀逸w




先頃、bentoというパーソナルデータベースソフトのサービスが終了するというニュースを見た時も、利用していたサービスが止まってしまうというのは大変だなぁとしみじみ。というのは、このbentoの導入を検討したことがあったためです。Evernoteの記録を調べたら2010年でした。導入していたら、今頃右往左往していたに違いありません。

で、Evernoteです。どっぷり使ってます。
ラシタ先生(手帳術の師匠なので「先生」ですっ)も書かれているように、「(サービスが終了するなど)考えたくもない」というのは同感です。ライフログやら、ウェブクリップやら、なくてはならない記録の場所。前にも書きましたが、My図書館なわけです。資料庫でもあるわけです。それがなくなると思うと、目の前真っ暗、頭の中が真っ白になりそうです。

ですが、自分が死ぬまでサービスが続くかどうか、こればっかりはわかりません。もちろんEvernoteの社長さんにもわからないでしょう。明日はどうなるのかすら、誰にもわからないのですから。(100年続けるとおっしゃっているので、期待したいところです。)
でも、万が一のために考えておかないとならんのでしょうね。

2013年3月以前からEvernoteを使っている方なら体験していると思いますが、もの書き写真堂のEvernoteの記録によると3月3日の早朝、突然Macのクライアントが見られなくなったことがありました。

朝、起きがけにMacのEvernoteクライアントを立ち上げると、確か「パスワードが変更されたようです」とかなんとか言われて、一気に目が覚めた記憶が。「誰かにハッキングされた?乗っ取られた?やばいよ、かなりプライベートな書き込みがあるし」などとあせりまくりながらも、パスワードを再設定した覚えが。
(朝早くに立ち上げたので、Evernote社からの「不正アクセスの疑いがあったため、全員のパスワードを強制リセットしました」というメールがまだ届いていませんでした・・・。早起きは三文の得じゃなかったの?(涙目))

このとき思ったのが、「ローカル(Macクライアント)でもノートは閲覧できるという話だったが、パスワードをリセットされたらそれすら見えなかったということは、今後のためにノートを別の方法でバックアップを取る必要があるのではないだろうか?」ということでした。
では、どうやって?

これまで考えたのは、1枚1枚、テキストエディットなり、PDF化するしか方法がなさそうでした。他のサービスに移行するとしても、そのサービスもまた終了してしまったら目も当てられません。自分のところにクローズドな状態で持っているのが一番確かな方法なのかと。

もっとも、保存したアプリがなくなったり、PDFを閲覧できるソフトが一切なくなったら、あるいは保存している媒体自体が使えなくなったら?(例えば、やや新しい事例ではMOでしょうか?)
今使っている外付けHDDですら、もしかしたら将来、規格が変わって接続できなくなる可能性もあるだろうし。
そんなことを考えたらキリがないので、バケツリレーのようにほいほいと新しいサービスや媒体に移していくと割り切ったほうがいいかもしれません。

・・・と、考えるだけでくらくらしてきました。まさに「考えたくもない」ですね。
今時点で考えられるのは、どうしても残しておきたいノートはテキストエディットなどで1枚ずつ保存するしかない、ということでした。あるいは、ノートをメールに書き出しできるので、ラシタ先生が書いているようにメーラーアプリに保存するという手も。

とりあえず、不要と思われるノート(ツイエバを使っているので、Twitterでお気に入りにしたツイートにURLがあると、自動でそのページがノートになるものがある。)を削除することから始めています。ついでにノートブックなどの整理も。

う〜ん、対処法しか浮かびません。しばらく考えないでおこう。←をい。

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