2014年3月8日土曜日

0756 【北海道】海と温泉を求めて「心のリゾート 海の別邸 ふる川」へ


2014年も3月になろうかというある日、いろいろな出来事が重なり、心身共にいっぱいいっぱい。そんな時、
「海が見たーい!温泉にいきたーい!」
と、唐突に思い立ちました。
果たして、 海と温泉の両方を満たす温泉なんてあるのでしょうか?

あるのです。10年くらい前の職場の観楓会で行った記憶から検索して辿り着きました。

検索した際のもう一つのキーワードは「虎杖浜温泉」(こじょうはまおんせん)。
ですが、当時泊まったホテル名が出てきません。旅行予約サイトなどにあった外観写真から「このホテルだ!」と確信したのがこちらでした。

「心のリゾート 海の別邸 ふる川」

【白老・虎杖浜】心のリゾート 海の別邸 ふる川
公式サイトです。






(海辺からホテルを見たところ)
もの書き写真堂が当時泊まったのはこのホテルの前身だったようで、現在は立地と建物の外観以外は全く別のホテルになっていました。
(玄関先にあったアイヌ民族の丸木舟)

中に入るとフロントを素通りして、2階まで吹き抜けになったラウンジに案内されました。一面ガラス張りのそこは海に面しており、外に出られるウッドデッキのテラスになっていました。
(2階からラウンジを見下ろす)
(ラウンジからテラスを見る) 


(夕方のテラス)
お抹茶と黒糖まんじゅうがセットになったウェルカムドリンクをふるまわれ、ここでチェックインの書類を書き込みます。
実はチェックインには1時間半ほど早かったのですが、事前に電話で「海を見たいので早く行ってもいいですか?」と許可をいただき、荷物をフロントヘ預けて浜辺で1時間半を過ごしました。
(夜の写真ですが、右手に建物が出っ張っているため視界が遮られます)
海辺から戻ると、予約していた洋室の部屋の準備ができていました。こちらの部屋タイプは和室、和洋室、洋室があり、全室が海に面しています。
唯一、今回利用した洋室の部屋のみ窓の右手に壁があり若干視界が遮られていました。一面の海を見たい場合は和室か和洋室の予約をどうぞ。
ちなみにペット(犬)と泊まれる部屋も1階に1室あるそうです。
(自宅で猫と一緒に寝ている癖で、落ちそうなくらい端っこに寄って寝ていました・・・)

(さりげなくひらPを置いてみました)
(左手にユニットバス)
(トイレは別です)
(部屋の窓から海を見る。海辺で拾った石を並べてみました)
客室内にはテレビはありません。WI-FIも優先LANもありません。
でも、海を見ながら「俗世から離れて」まったりすることが目的だったので気になりませんでした。ただ、日記など定期の書き物をしているのでMacBook Airは持って行きました。持参したACアダプターが旧型MacBook用で使えなかったというのは内緒です。しかし、ほとんど使わなかったので、翌日のホテルチェックアウト時ですら70%以上のバッテリー残量がありました。
(ちなみにフリーWI-FIがフロント付近のみに来ており、テレビは大浴場の談話室にあります。)
(夜はこんな感じです)
何をしていたかといいますと、ほとんどを静かなBGMの流れるラウンジで本を読んだり、ぼ〜っとしたり、テラスや浜辺から海の写真を撮ったりして過ごしました。
客室には寝るために戻っただけでした。それほどラウンジが心地良かったのです。
ラウンジの隅には、ドリップコーヒーとティーバッグのハーブティーがフリードリンクとなっていましたし、他のお客さんも静かに読書などをしていました。
(テラスからラウンジと食事処を眺める)
そして2つめの目的である温泉。洋室にはユニットバスもありましたが、温泉は出ません。それにせっかくの温泉なんですから、大浴場でのんびり足を伸ばしたいものです。
もちろん大浴場も海に面しています。露天風呂もあります。つまり、海を見ながらお風呂に入れるのです。これはたまりません。
海側から見るとホテルは崖の上にありますので、周囲の建物からの視線などはありません。前面に広がるのは海だけです。
しかし、湯気や水分などのため、写真は撮れませんでした。次は防水対策をしたiPhoneを持ち込みますか。

もの書き写真堂が行った夜の露天風呂では、外は雪。降る雪を見ながら湯船につかりました。冷たい雪が降りかかるので、湯あたりせずに長めにお湯につかることができました。
お風呂からあがったら、脱衣所にあった冷たい温泉水を。そしてふたたびラウンジでぼーっとしてから部屋に戻りました。
(朝起きたら一面真っ白。この地域にしてはかなりの積雪とか)
(テラスには足湯もありますが、さすがに冬場はほとんど使われないそうです)
翌日も朝ルーチンを済ませたらラウンジへ。フリードリンクのコーヒーをいただきつつ読書の続きを。
朝食後もチェックアウトまでほとんどラウンジで過ごしました。本当に部屋は寝るだけでした。
時間を気にせずまったりしたい、海を見たいという方にはおすすめです。
札幌からは特急で約70分とそれほど離れていないですし、列車での旅気分も味わえます。

なお、ご飯やフリードリンクなどについては写真多めのため、別エントリにてご紹介します。そちらもあわせてどうぞ。

(追記)
事前にホテルから電話をいただき、チェックイン時間、食べられないもののなどの質問をうけました。これはうれしいサービスですね。このときに早めの来訪を伝えました。
また、JRで行く旨を告げたところ、最寄りの登別駅まで車でのお迎えをしていただきました。乗り継ぎの路線バスがなかったため、これは助かりました。帰りも列車の時刻に合わせて駅まで送っていただきました。
リピートしたくなるホテルですね。

楽天トラベルからも予約できます。

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