2015年2月22日日曜日

1035 私と同じ「捨て魔」がいた!「わたしのウチには、なんにもない。」

当方、片付け魔というより捨て魔です。ステマと同じ発音ですが気にしないでください。
ストレス発散には「ガラクタを捨てる」のが一番効果があったりします。

きっかけは以前にも書いたのですが、「幸運を呼びこむガラクタ追放術」と「ガラクタ捨てれば自分が変わる」の2冊の本でした。
それで周りを見回してみると・・・あるわあるわ、出るわ出るわで40リットルの有料ゴミ袋で何十袋も出しました。


おかげでクローゼットや本棚、食器棚がスカスカ、気の流れが良くなった気がします。
モノがないと視界もごちゃごちゃせず、精神的にも安定するようですね。
めでたし、めでたし・・・と、思っていたのですが、気がつくと「何か他に捨てるものはないだろうか?」と部屋の中をきょろきょろしている自分がいました。一度付いた火は消えないんでしょうか?

 モノはあまり買わないよう、増やさないようにしていますが、それでもこれまでに捨てきれなかったものがあるようで、「何か捨てるものは?」と見渡すとなにかしらあるのです。
特に服と食器ですね。よく2シーズン、2年ほど着なかった、使わなかったら捨てるべしと言いますが、その関門をかいくぐって生き残ってるモノがあるのです。

「捨て魔はビョーキだなぁ」と思っていたところ、先日、書店で「わたしのウチには、なんにもない。」(ゆるりまい:著)というコミックエッセイを見つけました。現在3巻まで発行され、もう少しで4巻が出るそうです。(エントリ執筆時点)

この人もすごい。すごすぎます。もうなんにもない室内。よくテレビなどがなくて生活感の無いマンションのモデルルームがありますが、それ以上です。入院病棟より何も無い!
さらに、これだけモノがないのにまだ捨てようとしている。
でも、その気持ち、わかります。なんだか同志を見つけたような気分になりました。

当方が最初に読んだのが2巻目の「なくても暮していけるんです」という副題が付いた本でした。初めて買うシリーズの途中の巻から買うのは日常茶飯事なので全く気にせず読んでました。


ところがAmazonのカスタマーレビューでは、1巻目から読んでいる人たちの2巻目の評価はかなり低いようです。
1巻目というのは、なぜ捨てることを始めたのか、東日本大震災を体験して(作者は仙台在住)の「捨てる」ということについて書かれています。それも面白いのですが、やはり具体的実践編と捨て持続編(捨ててもその状態を維持しないと元の木阿弥ですからね)が描かれている2巻目のほうが好みでした。2→1と読んだためにそう感じるところもあるようですが、中味が薄い感じはしませんでした。

確かにこの作者さんは卒業アルバムを捨てたりとか極論っぽいところもありますが、特に思い出のモノはなんとかしないと堆積して大変なことになります。ここの部分は冒頭で紹介したガラクタ整理系の2冊にも出てきますし、「ライフログのすすめ」という本にも思い出の品は写真を撮って捨てようという趣旨のことが書かれています。


余談ですが、個人の写真アルバムについては友人の親戚が思いきって捨てた話を以前に書きました。この方は「自分が死んだとき遺族が捨てにくいだろうから、生きているうちに自らの手で処分してしまおう」と決意したそうです。こういう考え方で処分することもあるのだなぁということでご紹介。
さて、具体的にゆるりまい氏と共通した点は、
・各種リモコンは使うとき以外しまってある。(ただし、その機器の近く)
・炊飯器、電話機本体など頻繁に使わない家電も戸棚の中に収納。
・防災用食料は専用品ではなく日常の品(レトルトカレー、ミネラルウォーター)で先入先出方式で。
・「今」「これからも」使うかどうかで判断。
・掃除しやすい部屋になっているか。(床や棚に必要以上にモノがないか)
・特定のモノがなくてもなんとかなる。(代用と工夫)
・猫を飼っている。

当方は洗剤も多数使っていますのですべてが合致するわけではありませんが、「捨て魔」ならではの共通点は多数あり、うなずくことしきりでした。
ちなみに、ミネラルウォーターはボルヴィックが賞味期限が長くてオススメです。
電話機は親機がコードレスで子機無しのものを購入しましたが、頻繁に電話する(来る)ことがないため、親機付きの本体ごと収納しても問題ありませんでした。

最後の「猫飼い」は半ばジョークですが、我が家に子猫2匹を迎えたとたん、床に置いてあったあらゆるものが撤去・処分となりました。足が引っかかって危なそうな金属棚(ホームエレクター)などを処分して作り付け家具にしたのはお猫様のためでもありました。

さて、まだまだ捨てるものはありそうです。次は何を捨てようかしら?

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0400 究極の片付け術とは

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