2011年8月13日土曜日

068 デジハリ・オンラインスクールをやってみる〜実践編7

セミナー参加のため土日に東京に行っていたので、全体的なスケジュールが押している。
で、一日でChapter10を一気に片付けたっ。

Chapter10 合成写真を作ろう
・ペンツールで画像を切り抜く
・アルファチャンネル / 合成する
・パッチツールで不要物を削除する
・合成写真の色調を補正する
・Vanishing Point
・フィルタで画像を編集する
・レイヤー結合/スマートフィルタ
・レイヤースタイルを使って加工する

★ペンツールで画像を切り抜く
画像の切り抜きはしょっちゅうやっているが、ペンツールで切り抜くというのはやったことがなかった。というのも、本の例題にあるような直線が多い建物を切り抜いたことがなかったため。まあ、ここは例題だし、その後の作業がメインなので、クイックマスクでどうのというのは出てこないだけかも。
でも、ひとつだけ。ペンツールで抜き出す場合、画像の境界の処理をなんとかしないと、いかにも「貼り付けましたぁ」という感じになっちゃう。コラージュみたいにね。

さて、作業に入る前に、加工する場合はいきなり背景レイヤーにやらないで、必ず背景レイヤーのコピーを作って作業すること。これ、よく忘れてダイレクトにやっちゃうんだよね。気をつけよう。

★パスから作成した選択範囲を保存する
選択範囲を保存する方法は2つ。
1 画面右のパネルにある「チャンネル」パネルを開き、下方の左端のボタン「選択範囲をチャンネルとして保存」をクリック。選択範囲が「アルファチャンネル1」として保存される。
2 メニューの「選択範囲」→「選択範囲を保存」を選択すると同様に「アルファチャンネル1」として保存される。

★アルファチャンネルで画像を切り抜く
・アルファチャンネルとは、選択範囲をグレースケールの画像として表現して画像と同じように編集するもの。
メニューの「選択範囲」→「色域指定」を選択、ダイアログボックスが開くので、許容量を指定。この数値は、実際やりながら調整していくようだ。授業では95と指定していた。
・ダイアログボックスの「保存」ボタン下にあるスポイトツールが選択されている状態で、選択したい画像の部分をスポイトツールでクリックする。
・色域指定ダイアログボックスのプレビュー画像がモノクロの画像に変わるので、OKボタンを押す。
・選択したい部分とその周辺が大まかに選択された選択範囲が作成される。
・この後の作業のため、アルファチャンネルとして保存する。方法は上記の「パスから作成した選択範囲を保存する」と同じ。
・いったん選択を解除して、長方形選択ツール+Deleteキーで不要な部分を削除する。作業が終わったあとも選択を解除しておく。
・メニューの「イメージ」→「色調補正」→「2階調化」を選択する。
・「2階調化」ダイアログボックスが表示されるので、しきい値を数字入力またはバーで設定する。
・ここで2階調化にするのは、微妙な色むらになっている部分を白黒にしてはっきりさせるため。
・しきい値は1〜255まで設定でき、指定した値より濃い部分は黒に、薄い部分は白となる。真ん中の128で指定すると、黒(100%)から51%グレーを黒
に、50%グレーから白(0%)を白に変換される。
・ただ、ここまでやっても選択範囲を設定しただけなので、そこ以外を削除する必要がある。
・まず、チャンネルパネルの「RGB」を選択し、メニューの「選択範囲」→「選択範囲を読み込む」を選択する。
・ダイアログボックスが開くので、現在作業をしているドキュメント、チャンネル(例ではアルファチャンネル2)が表示されていることを確認してOKボタンを押す。
・アルファチャンネルから選択範囲が読み込まれるので、メニュー「選択範囲」→「選択範囲を反転」を選択、deleteキーで削除して完了。

★パッチツールなどで不要物を削除する
ここでは、パッチツールと、塗りつぶしで行う方法を紹介。

1 選択ツールとパッチツールの併用
・ツールパネルの「多角形選択ツール」を選択し、消したいものを囲むようにクリックして選択する。
・パッチツールを選択し、選択範囲内にカーソルを持ってきてなるべく色味などが近い場所にドラッグする。
・なお、パッチツールのオプションバーに表示される「ソース」は、修正する部分を先に選択してからサンプリングする部分をドラッグして選択するもの。「複製先」は、サンプリングする部分を先に選択してから修正する部分をドラッグして選択する。

2 塗りつぶし
・多角形選択ツールで消したいものを囲むようにクリックして選択する。この場合、1よりやや大きめに囲むのがコツ。
・メニューの「編集」→「塗りつぶし」を選択する。
・塗りつぶしダイアログボックスが開くので、「コンテンツに応じる」、「通常」「100%」を選択してOKボタンを押す。
・なお、コンテンツに応じた塗りつぶしは、類似するコンテンツをランダムに合成されて塗りつぶされるので、気に入らなかったら何度かやり直してみるといいらしい。

※余談だが、このパッチツール、搭載された当初は「顔のしわが消せる!」とか言って話題になった。たしかに、目の下のクマとかほうれい線とか首のしわとかを消せるので「デジタルプチ整形」が可能だ。だが、お見合い写真で悪用(?)しないよーに。

★Vanishing Pointで立体的な合成処理をする
・これは平面画像を遠近法による立体的な合成処理をするもの。
・新規レイヤーを作成し(名称は適宜変更)、このレイヤーを選択した状態でメニューから「フィルター」→「Vanishing Point」を選択すると、ダイアログボックスが開く。(って、フルスクリーンじゃん)

・左側にあるツールから「面作成ツール」を選択し、写真を貼り付けたい部分を4カ所クリックする。クリックし終わると自動的に上の面修正ツールに変わる。
これがダイアログボックス。フルスクリーン!
左上の丸印が面作成ツール。
・「面修正ツール」で、それぞれの辺の真ん中にあるエッジポイントをドラッグして引き延ばすことができるので、最初から大きく面を取らなくても調整が可能。コーナーのポイントも動かして調整できる。
・また、隣り合う面にも作成したい場合は、新たに面を作成せずに、作成したい面と接する辺の中央のポイントをドラッグする。
面修正ツールで辺の中央のポイントをドラッグ
上下のポイントをドラッグして形を整え、OKボタンで終了
・貼りたい写真をコピーし、Vanishing Pointを作成したレイヤーで、「フィルター」→「Vanishing Point」を選択した後でペーストする。これは前段階で面作成を確定するためにOKボタンを押して、「Vanishing Point」のダイアログボックスを閉じているから。
Vanishing Pointのダイアログボックス内でペーストし、貼りたい面までドラッグする。
・写真がペーストされるので、これを貼りたい部分(面を作成したところ)までドラッグすると、作成したパースに合わせて写真が変形する。
貼り付けた。デカかったか・・・
でも、ちゃんと面に合わせて変形しているのがわかる。
・もう一面にも同様に貼り付けてみる。貼り付けが終わったら、また右上のOKボタンを押して、ダイアログボックスを閉じる。
矢印のところで、面にあわせてちゃんと曲がっているのがわかる。
・色調などが合わない場合は、「レイヤーの描画モードを設定」を「乗算」にし、不透明度を画面をみながら適宜調整する。
・その他、「ぼかし(ガウス)」などで合成した部分となじむように加工する。なぜガウスなのか不明。

★作業してきたレイヤーを残して結合
・一番上のレイヤーを選択し、optionキーを押しながらレイヤーパネルの右側のボタンをクリックする。
・オプションメニューが表示されるので、optionキーを押したまま「表示レイヤーを結合」を選択する。今までのレイヤーはそのままに、一番上に新しいレイヤーが作成される。

★スマートフィルター
・上記で作った結合レイヤーを選択し、メニューの「フィルタ」→「スマートフィルター用に変換」を選択する。
・ダイアログボックスはOKを押す。
・レイヤーのサムネイルにスマートオブジェクトを示すアイコンが追加され、スマートオブジェクトに変換されたのが確認できる。
・スマートオブジェクトに施されたフィルターをスマートフィルターといい、元画像のデータを損なわずに加工ができる。

以上。
また、あとで画像を追加するにゃ。

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