2011年8月19日金曜日

070 デジハリ・オンラインスクールをやってみる〜実践編8

さて、この1週間でなんとかChapter4を終わらせた。
この章では名刺を作成するのだが、円周に沿わせて文字を配置する方法はいろいろ応用が利くと思った。しっかり覚えておこうっと。
ということで、主なところをまとめてみた。

Chapter4 名刺を作ろう
・アートボードの作成と編集
・トリムマークの作成
・ガイドを設定する
・文字ツールで文字を入力する1
・文字ツールで文字を入力する2
・パス上文字ツールで文字を入力1
・パス上文字ツールで文字を入力2
・パス上文字ツールで文字を入力3
・文字と線のアウトライン化を行う
・整列パネルでサイズや位置を決める
・ガイドのロックをはずす
・テキストファイルからコピーする
・ガイドラインを隠す

★トリムマーク(トンボ)を作成する
・名刺惑として作成したオブジェクトを選択ツールで選択したまま、メニュー「オブジェクト」→「トリムマークを作成」を選択するだけ。便利。

★名刺枠のガイドラインを作成する
・名刺枠として作成したオブジェクトを選択ツールで選択したまま、メニュー「表示」→「ガイド」→「ガイドを作成」を選択。ガイドが作成される。
・トリムマークとガイドをひとつのレイヤーとして保存しておくと、後の作業が楽。
・作業中にトンボなどが動かないように、レイヤーにロックをかけることをお忘れなく。

★ガイドを作成する
・オブジェクトなどを配置するためのガイドラインを作成し、このガイドラインのみのレイヤーを作っておくと便利。
・ウィンドウに定規が表示されていることを確認。表示されていない場合は、メニュー「表示」→「定規」→「定規を表示」を選択。
・縦方向・横方向とも、それぞれの定規部分からカーソルをドラッグして引き出し、任意の位置に配置する。
・ガイドラインも動かないように、レイヤーにロックをかけておこう。

★よく使用するカラーをスウォッチへ登録する
・ドックから「スウォッチ」パネルを開き、新規スウォッチボタンをクリック。
・新規スウォッチダイアログボックスが開くので、登録するカラーを設定してOKボタン。作成したカラーが登録される。

★文字パネルはCommand + T
・文字パネルは文字入力の際によく使うので、上記のショートカットは覚えておこう。Macのテキストエディットと同じショートカットだ。

★文字揃え
・文字をガイドに沿って揃える場合、入力した文字をあらかじめ「文字パネル」の「段落」タブにある任意の文字揃えを選択しておく。
・例えば、中央揃えにしたい場合、文字を選択した状態で段落タブの中央揃えを選択すると、文字のベースラインの中央にポイントができる。
・中央のポイントをドラッグして配置したいガイドラインに合わせると、カーソルが白三角に+のマークになり、ガイドに吸着する。ただし、ガイドを作成したレイヤーにロックがかかっていると吸着しないので、一時的にロックを外す。作業が終わったらまたロックをかけるのを忘れないように。

★文字のベースラインを上げる
・フォントによって文字のベースラインが上下するので、画面を見ながら「文字パネル」の「ベースラインシフト」で適宜調整する。
・特に電話番号などで使用するハイフンが上下することがあるので、要チェック。

★円周に沿って文字を入力する
・入力したい文字のベースライン(下の位置)の円周の円を、楕円ツールで描く。(下図のねこ写真のすぐ外の円)
・ツールパネルから「パス上文字ツール」を選択。表示されていない時は、文字ツールのなかにあるのでブルダウンして選択。
ツールパネルの赤丸がパス上文字ツール。先に描いた円の上で
クリックするとカーソルが点滅して文字が入力できる(矢印部分)
・文字パネルから任意のフォント、フォントスタイル、フォントサイズを指定する。
・文字を沿わせる円のパス上でクリックして、文字を入力する。
文字を入力
★カーニングで文字間隔を調整する
・フォントや文字によって文字間隔が不均等に開いているように見えるので、見た目で間隔を調整する。
・「パス上文字ツール」で調整したい文字の間をクリックする(注:ひと間隔ずつしかできないので、地道にやるしかない)。
・「文字パネル」のカーニングに任意の数値を入力して調整する。ここも慣れと勘と感覚で。
文字パネルにカーニングが表示されていない場合は、右上の
プルダウンメニューから「オプションを表示」を選択する。
カーニングのウィンドウに適宜数字を入力。
あるいは▼からプルダウンして数値を選択。
上記作例では、全部作成してから調整した。
★円周に沿わせた文字を中央揃えに変更する
・文字をドラッグしてすべて選択する。
・「文字パネル」の段落タブをクリックし、中央揃えを選択する。
・円の下部に文字が来るのは、てっぺん(角度で言うと0度)を最初(文頭)として、円の半分の180度が中央なので、文字の中央がそこに合うため。これは次の作業の前段階なので、逆さになっているのは気にしないこと。

★文字の位置を移動する
・上記の作業のまま(文字を選択した状態で)、ツールパネルから「選択ツール」を選択するとブラケットが表示される(緑色の線。赤矢印部分)。
中央揃えが選択されているので、ブラケットは文字の中央にある(中央ブラケットという)。
・中央ブラケットをパスに沿ってドラッグすると文字が動くので、任意の場所に配置する。
文字を動かしているところ。
配置完了
・このブラケットの動きは微妙なので、おかしくなったらCommand +Z でやり直しながら少しずつ動かしてみること。

★ブラケットとは?
・パスに沿った文字を選択すると、文字列の先頭、中央、末尾に表示されるもの。これで文字をパスに沿って動かす。
・文字の方向を反転してパスの反対側に移動する場合は、パスを横切るようにブラケットをドラッグする。

★円周の内側に文字を入力する
・新しいレイヤーを作ることを忘れずに!

・レイヤーを作ったら、名前を付けること。下の作例では「レイヤー1」などと付け忘れているが、下から猫の写真のレイヤー、外側オレンジの枠のレイヤー、文字「monokaki」のレイヤー、文字2はこれから作る文字のレイヤー。
それぞれの作業ごとにレイヤーを作ることを忘れずに!
レイヤーに具体的な名前を付けることも忘れずに!  
・楕円形ツールで、文字を沿わせる円を作成する。先に作った円と文字の外周に合うような円にするのがコツ(Kの文字の上の部分に円周が来るように作るとちょうどいい)。←なぜかは後でわかる。
・「パス上文字ツール」を選択し、文字を沿わせる円のパス上でクリックして、文字を入力する。

中央揃えが選択されているので、文字が逆さまになって円の下方に配置されている。
・選択ツールを選択し、中央ブラケットを、パスをまたぐようにドラッグする。(パスを右上にまたぐようにドラッグするとうまくいくらしい。)
うりゃっと返す!
・文字の位置を必要に応じて調整する。
・最初の方法で続けて文字入力をすると、文字が逆さまの状態で内側に作った円に沿うことになる。なので、最初に作った文字の外側に円を作って文字を入力し、パスをまたいで配置するわけだ。

文字の色を変えて、空白を★で埋めて完成!
★文字のアウトライン化
・文字の入ったレイヤーのオブジェクトを選択し、メニューの「書式」→「アウトラインを作成」を選択する。
・文字をアウトライン化しておくと、データを受け渡した先のパソコンに同じフォントがインストールされていなくても、文字の崩れなどがなく正確に見てもらえる。

★線のアウトライン化
・線のオブジェクトを選択し、メニュー「オブジェクト」→「パス」→「パスのアウトライン」を選択する。
・線で描いたオブジェクトをパスに変換することにより、拡大・縮小したときに、デザインのバランスが崩れることを避けられる。

・当たり前だが、文字も線もアウトライン化しても、元のデータは残しておくこと。手直しが入った場合に元データが無いと最初から作り直しという、とほほな羽目に。

以上。
今回作ったマーク、せっかくだから何かに使うかな?
いやいや、やっつけで写真加工したから、背景のごちゃごちゃが写ってるしな〜。

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