2011年9月27日火曜日

080 札幌芸術の森に行ってきた

「石翔ぶ」
札幌市の南のはずれにある「札幌芸術の森」。もう25周年だそうな。

先日、ここの「札幌芸術の森美術館」で開催されている「森と芸術」展と、野外美術館を観るために行ってきた。天気が良くて歩くと汗ばむほどの陽気で、これを過ぎたら札幌はどんどん寒くなるだろうなぁ、という感じだった。

展示されている彫刻の数は、パンフによると74。
もう何度も行っているので、正面入り口とか、美術館外観なんかを写真に撮るのを忘れた・・・。
彫刻もいろんなところで紹介されていると思うので、自分のお気に入りの彫刻と、秋の光を中心に撮った写真をアップするにゃ。

彫刻に留まっていたイトトンボ
コケにできた光の穴
林にできた光の穴 
秋の長い影 
「椅子になって休もう」
この彫刻と同じことを、高校の体育の授業でやったことがある。先生が「輪になって後ろの人に腰掛けて。大丈夫だから」って言ったら、みんな、「え〜〜〜?」と半信半疑、おっかなびっくり。で、ちゃんと誰もコケずに座れたとたん、「おお〜〜!」。
でも、立ち上がるのは難しくて崩れた記憶が。
ちなみに、この彫刻では輪が切れているので、いちばん後ろの黄色い人から悲惨なことになる。
森のスポットライト
上の写真の坂を登り切ったところに、安田侃氏の彫刻「間」がある。
ちなみにかなりの勾配で降りる時が怖かった〜。上り下りで膝が笑ったのは、単に運動不足か。
「間」
額縁みたいに背景を切り取ってみた。
「コタンクルカムイの詩」
 目の前に不意にこの彫刻が現れて、「何しに来た?」と問われたような気がした。「カムイ」、神様だしね。
崇高という表現がぴったりな彫刻。
神様のアップ
神様の位置から来た道を振り返る。

ベンチにいた赤トンボ
ベンチにいた玉虫?名称不明・・・。
「北斗まんだら」の一部。天気良すぎて露出が〜。
 これも作品。「北斗まんだら」。
3列ほどのカラマツが四角形を描いている。その根元に石も整列されて置いてある。
ここを吹き抜ける風が不思議な音色を奏でていた。
休憩中、足先に留まったトンボ 
傍若無人なトンボw 
トンビ
 鉄の鳥を撮っていた習性で、飛んでいるモノはついつい写してしまうのだった・・・。

最後は、生トンボのコラージュ。嘘。ちゃんと飛んでいきました。

余談だが、今回、始めて彫刻を清掃しているスタッフの一団に出会った。
いままで気づかなかったけど、いつ行っても彫刻がぴかぴかで、地面付近の説明プレートに雨で跳ねた泥が一切付いてないことを不思議に思わなかった自分を反省。

外に置いてあるんだから、本来は汚れていて当然なのだ。パンフの矢印に沿って歩いて観るだけでも1時間半はかかるという敷地にある74のオブジェ。本当にご苦労様です&ありがとうございます>スタッフの方々。

ちなみに冬(11月上旬〜翌4月下旬)は野外美術館は休館だが、冬期開放を予定しているらしい。なんでも「かんじき」をはいて観て歩くらしい。近くなったらサイトで案内があると思うので、興味のある方はそちらをチェック!


  • 2011年は11月3日まで開館(月曜は休館日)
  • 9時45分〜17時(入館は16時半まで)
  • 入場料:大人700円。中学生以下無料。
  • 駐車場:普通自動車500円。大型自動車1200円


公共交通機関

  • 地下鉄南北線・真駒内駅からバス乗車場2番から中央バス「空沼線」「滝野線」「芸術の森線」に乗車、「芸術の森入り口」または「芸術の森センター」(芸術の森線のみ)で下車。
  • 「芸術の森センター」で降りると野外美術館、「芸術の森入り口」で降りると芸術の森美術館が近い。
  • バス乗車時間はだいたい20分。
  • Twitterにも書いたけど、地下鉄・バスに乗り放題の「共通1DAYカード」(1日乗車券。1000円)は上記バスの場合、片道230円の差額を請求されるので、乗り方によっては普通に「ウィズユーカード」を購入するか、土日祝ならば「ドニチカキップ」(ただし地下鉄のみ。500円)とバス代との併用もアリかと。

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