2012年6月11日月曜日

182 昔の建築物を現地に再現した三菱1号館美術館のカフェでまったり


先日、東京の美術館めぐりをしたのだが、どうしても行きたかったのがここ。

東京三菱1号館美術館

・・・というよりカフェ。

Café 1894


新旧問わず建築物大好きな、もの書き写真堂としては見逃せない空間。
美術館とは別の入り口なので、美術館中庭口から入ると迷う。チケット売り場横のドア(美術館南口)からいったん外に出て、建物を背中にして左側に入り口がある。(フロアマップはこちら

中に入ると、高い天井の空間に思わず見とれてしまう。今の建築物の2階半くらいの高さ?←目測。
「明治時代の銀行営業室をできる限り忠実に再現」とサイトにあり、確かに昔の銀行の窓口って吹き抜けで広かった。旧北海道拓殖銀行本店とか。(ローカルですまん。しかも、ちょっと前に建て替えられてもう無いし)

ちょうどランチの時間ぎりぎりだったので、美術館の前に腹ごしらえ。オーダーを取りにきたお店の人に写真撮影OKの確認を取り、しばし撮影タイム。
隣の席の若いおねえさんが「何ごと?」という顔で、つられて天井を見上げていた。
たしかに、他のお客さん(ほんど女性)で写真撮っている人などいないし、ましてや天井やら柱やら照明やら、果ては運ばれてきた料理を立ち上がって上から撮るなんて客は誰一人いない・・・。
天井と聡明。逆行なのに、よくぞ写したP300w
それはさておき、注文したのは、Café 1894プレートランチ(1,580円、サラダ付き)。それにデザートと飲み物のセット(600円)を付けた。

上からっ(P300)
(右から時計回りに)アスパラ(と思われる)の冷製スープ、ミニキッシュなどの盛り合わせ、鶏肉のホワイトソース煮、トマトとホタテ貝とオレンジのオリーブオイル和え、プチデザート(マカロンかな?スープの陰に隠れてるけど)。


この料理、通常の構図で撮るとこんな具合に隠れてしまうのだ。(P300)
スープの陰に隠れていたプチデザートと下敷きの紙。(P300)
ちょうど型紙に関する展示を行っていたので、それに関するモチーフになっている。

女子的にはそこそこの量だけど、男子的には絶対足りないと思うなぁ。
お味は、それぞれの単品料理をワンプレートにしました、という贅沢感がありましたなぁ。要するに、おいしかったってことなんだけど、それじゃあ感想になってないので違う言い回しで言ってみたけど、伝わらん~。

デザートは紅茶のプリン。丸じゃなくて四角い。

盛りつけがおっされ〜(P300)
最後はコーヒーを飲みながらモレる。雰囲気も内装も良く、まったりしすぎて1時間半!
うわ~~、美術館が閉まっちゃうよ~~~~!

が、ここの美術館、閉館時間がなんと、木~土が20時まで、それ以外も18時までと、公立の美術館よりかなり遅いのだ(2012年6月23日から適用の時間)。
ちなみに休館日は、月曜(祝日の場合は翌火曜)、展示入れ替え時、1月1日。

もちろん美術館部分も復元された建物だ(詳細はこちらのサイトで)。床に木を使っているので、そろりそろりと歩いてほしい。かなり足音が響く。

3階の廊下から見た中庭左手。(iPhone+OneCam)
この日は雨模様の天気だったが、かえって写真にしっとり感が出た。

ちなみに同一フロアの展示室をつなぐ廊下から見た中庭も素敵だ。ここもスルーしないで、立ち止まって見て欲しい。天気がいい日は中庭に出て、まったりするのもおすすめ。
なお、定休日は美術館とリンクしていたり、営業時間が変則的になる場合があるので、行く前にサイトでチェックを!

2階の廊下から見た中庭右手。(iPhone+OneCam)
壁面もなかなか時代を感じさせるように再現されている。(iPhone+OneCam)
地上からみた中庭。(iPhone純正カメラアプリ)

三菱1号館美術館(Café 1894)
東京都千代田区丸の内2-6-2
・東京メトロ千代田線 二重橋前駅(1番出口)から徒歩3分
・JR東京駅(丸の内南口)、JR有楽町駅(国際フォーラム口)から徒歩5分
詳しい道案内は、こちら

0 件のコメント:

コメントを投稿