2012年6月24日日曜日

196 スピードスライド作成講座でスライド作成の極意を得た

2012年6月24日、@fujimottaさんのスピードスライド作成講座が東京で開催された。

当日は、少人数での開催だったが、参加者全員が3分のプレゼンを行うなど、内容の濃い講座となった。

1 下書きとアイデア出しに時間をかけて

スライドは作成に時間がかかるものだが、出来上がったらぶっつけ本番では目も当てられない。
こういう人は、スライド作成もいきなり作成ということが多い。
こうならないためには、下書きと、アイデア出し、出したアイデアの取捨に時間を割くことが大事だ。

アイデア出しには、ロディアのメモ帳(ブロックロディアNo.11) を使用する。
@fujimottaさんは、この日のスライド作成のために150枚のメモを作ったそうだ。
そして、これらのメモを要点ごとにグループ分けし、不要と思われるメモを捨てていく。

これを受け、参加者に配られたロディアメモ1枚につき1スライドを意識して、下書きとア
イデア出しを実際に行った。

2 スライド作成・装飾編

スライドは自分のコピーではない。つまり、言いたいこと、その日しゃべること全てをスライドに載せないことが大事だ。
そこで心がけることは、

  • 1つのスライドに1つの言いたいことのみを書く
  • ひたすら文字を大きく
  • 最小限の装飾で
  • 重要な数字を強調する
  • アニメーションは必要最小限に

以上を意識して作ると、シンプルで見やすいスライドになる。

3 作成したものを2ソース2タイプで持参する

スライド作成Tipsとして@fujimottaさんが心がけていることが、当日会場に作成したスライドデータの持参方法。自分のMacを持っていても、当日なんらかの事情でWindowsでお願いしますと言われるかもしれない。あるいは、データが壊れた、などトラブル発生は全くないとは言えない。

そこで、使用するMacのほかに、2ソース2タイプでスライドのデータを持参するのだそうだ。
2ソースとは、持参したMacが使えない場合を想定して、

  • クラウドサービス(DropboxやEvernoteなど)にデータを置いておく
  • USBメモリにデータを入れて持参する
2タイプとは、データのみ持参の場合にスライドを作成したアプリが使えないことを想定して、
  • 作成したアプリで動作するファイル形式(Keynoteなど)で持参する
  • PDF形式で持参する
こうすることで、何かあってもバックアップがあるという安心感が生まれる。それが心の余裕を生み、プレゼン時の余裕も生み出すという相乗効果があるという。

4 おわりに

@fujimottaさんは最後の締めくくりに、スライド作成の目的についてこう語った。

「スライドを使って目指すものは、自分の持っているものを100%表現すること。だから準備からプレゼンを変えよう!」

約3時間、おつかれさまでした&ありがとうございました。


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