2013年4月8日月曜日

0436 紙とペンの相性は大事という話


セミナーなどでメモを取るときは紙とペン派のもの書き写真堂です。
決してキーボード入力は遅いほうではないのですが、昔からの習慣で紙のほうが遙かに速いのです。速記術はできないですが、自分独自の略号なんぞもあります。
紙のほうがページや行を戻って書き足すのもさっとできます。セミナーの話者によってはさかのぼって言及することがあるので、そのときに線を引っ張って余白に書きます。


記事にすることを前提にメモを取っていますので、その構成を考えながらページを変えたり、余白を取ったり柔軟性を持たせた書き方を紙でやるほうが好きです。
それに、デジタルで画面をスクロールしてチェックするより、ページをめくってチェックするほうがなぜか見やすいのです。紙に文字を書くのが好きというのもあるかもしれません。

先日の@nokibaさんのセミナーは、久々に机を広々と使えたので、愛用しているオキナのプロジェクトペーパーを使用しました。
ところが、この日はなぜかペン先が引っかかってうまく滑らないのです。これはある程度の筆記速度を必要とするセミナーメモでは致命的です。
いつも使用しているユニのSigno(シグノ)0.38ミリなのですが・・・。湿気のせいでしょうか。
しかし、これではメモが思うように取れません。文字も乱れるし、筆記速度も遅くなり、イライラしてセミナーに集中できません。

セミナー後半からは、モレスキンラージのスクエアにしました。これはハードカバーなので、テーブルが無い場合などでは片手で持ってメモが取れるので重宝しています。このハードカバーの固さがなかなか良いのです。画板で絵を描いているのに近いですね。優れものです。
そして、このモレスキンの紙質はSignoのペン先とも相性が良いです。先のセミナーでは理想の速度で書くことができ、文字も乱れませんでした。

でも、プロジェクトペーパーは太めのSigno(0.5ミリ)ならそこそこペン先が走ります。シャーペンならスムーズに書けますので、ペンを選べば良いようです。そういえば、この紙での走り書きのたぐいはシャーペンが多かったです。

ちなみに、モレスキンラージ、それとほぼ日手帳もSignoの0.38ミリは書き心地が良いですね。特にSignoで猫絵を描く時は、ほぼ日の紙の滑りのほうがお気に入りです。
また、カーボンとチャコール鉛筆はモレスキンのほうがかなり良いです。もちろん、絵画専用の紙には及ばないですが。モレスキンでは、フィキサチーフを吹きかけたときにスプレーの勢いで描いた線の粉が吹き飛びます。
でも、先に書いたように、固い表紙・裏表紙が画板代わりになってくれるので描いていて心地よいです。
こちらはほぼ日に描いた猫絵。
こちらはモレスキンに描いた猫絵。
ちょっと脱線しましたが、紙に書く場合は、紙と筆記具の相性は大事ということです。たとえメモ程度であっても侮ってはいかんです。

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