2014年1月10日金曜日

0694 めまいで飛行機に乗れなかった件

本日(2014年1月10日)から,3日間の予定で名古屋へ行く予定でした。
1月11日に開催されるごりゅご@goryugoさんとあきお@akio0911さんのセミナーに参加するためでした。

もともと耳の持病があり、突然のはげしいめまいに襲われることが年に何度かあります。そして、そんなときに限って大事な約束があったりします。最悪です。

今回は予兆がありました。1,2日前からふらふらするようなめまいが何度かあり、そのたびにめまいを止める薬(メリスロン)を飲んで対処していました。旅行中にめまいが出ては大変と、睡眠時間も7,8時間確保していました。
それなのに、です。

今回は搭乗前によく行く空港のカフェでカフェオレを飲んでいる際、急に地震のような身体の揺れを感じました。例えますと、震度1の地震の際に、10階あたりにあるオフィスでそれを体験しているような、ゆらゆら左右に揺れる地震に似ています。実際に体験した際に「あ、めまいだ」と薬を飲んだら、同僚が「地震だ!」と叫んだので「同じだなぁ」と思ったことがあります。

話がそれましたが、そのカフェで起きためまいの直後に薬を飲みました。15分ほどで治まったので無事に飛行機に乗れるだろうと思い、保安検査を行って搭乗口へ向かいました。
しかし、待合席で待っている間にふたたびめまいが断続的に襲いました。搭乗30分前まで我慢してみましたが、どうにもおさまりそうにありません。
ここは無理して行ったとしても、到着先で倒れる可能性もあります。もしかしたら飛行機のなかで具合が悪くなるかもしれません。

そうなると、見知らぬ人たちの手を煩わせてお世話になる可能性が大です。飛行機の中でしたら、スタッフをはじめ他のお客さんにも迷惑がかかる可能性もあります。
加えて、行き先の名古屋はまったく友達もおらず、地理的にも明るくはありません。それも今回の旅行を断念した要因になりました。
搭乗が始まる前に搭乗口の係員に病状を伝え、搭乗キャンセルの手続きを取っていただきました。

ぐらんぐらんと回るめまいを感じながら思ったのは、引き際についてでした。
よく、登山ツアーやハイキングツアーなどは日程が決まっているため、天気が悪かったり体調が悪くてもついつい無理しがちです。それで遭難し、最悪の場合死者が出たという話も近年に北海道でありました。
断念して帰宅して何事もなければ「やっぱり行けばよかったかな?」と思いがちですが、実際に強行していたら災厄に遭ったかもしれませんし、体調を崩して倒れたかもしれません。それは断念したために起こらなかった未来のかたちです。

旅行のたびに「もしかして飛行機が落ちるかも」と直前になって恐れてキャンセルするのは極端なことですが、具合が悪い、到着地の状況が悪いなど具体的にまずいことが明らかになっている場合には断念するという決断が重要だと思いました。

今日の場合も、めまいが若干治まるたびに「やっぱり行こうかな?行けるかな?いや、行った先で倒れたら?」などと逡巡しました。飛行機に乗ってしまえばなんとかなるか、あるいは乗ったためにすぐに引き返せずに後悔するか・・・。
どこで引くか、あるいは強行するのか、搭乗前にかなり迷いました。出した結果は「旅行をあきらめる」でしたが、旅行代のキャンセル料はかかりましたが、自分を含め他の人にも最小限の被害で済んだのではないかと思っています。

過去にめまいのため救急車で運ばれた時もそうでしたが、今回も帰宅してからしばらく昏々と眠りました。
以前の経験から何か蓄積疲労があったと思われます。知らず知らずにMacに向かいすぎていたとか、寒くて家にこもりがちだったとか・・・。

しかし、今回はセミナーの他、名古屋観光と食べ歩きも予定していたのでとても残念で悔しいです。さらに、ごりゅごさんとあきおさん他、セミナー参加者にお会いできなかったこと、セミナー自体も聞けなかったことも残念でなりません。
もうすこし暖かくなったらまた名古屋行きを計画したいと思います。そのときにはまたよろしくお願いします。

最後になりましたが、搭乗口でお世話になったJ社の地上係員のTさん、Kさん、搭乗手続き開始直前の忙しい時間に対応していただき、ありがとうございました。
Kさんには搭乗エリアから空港地下にあるJR改札前まで付き添っていただき、めまいでふらつく身にはとても心強かったです。本当にありがとうございました。

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