2014年1月29日水曜日

0717 起きがけに湧いた焦燥感をうまく利用する


起きがけのうとうとしているときに、よく焦燥感に襲われることがあります。
漠然とした不安もあるのですが、だいたいは以前気になっていたことを先送りしたり、止めてしまったりしたことが起因していることに気づきました。
無意識下に閉じ込めた懸案事項が、思考が緩んでいる覚醒時に浮上する感じです。

最初は「なんで1日の初めにこんな不安になるの〜」と不快に思っていたのです。まさに寝覚めが悪かったわけですが、その内容を毎朝の日課である「モーニング・ページ(※記事の最後に簡単な解説があります)」に書いていてはたと気づいたのが、冒頭に書いた「先送りしたこと」「やるのをあきらめたけど、ホントはあきらめていなかったこと」だったわけです。

この寝覚めの悪さを利用しない手はないぞと思い、起きたらまず「何か不安、焦燥感を感じたか?」を反すうして忘れないようにしました。複雑だったら、ちょっとメモも取ります。
この時点ではまだ「モーニング・ページ」は書きません。ちょっと「寝かす」わけです。その間に記憶が整理されていきます。

猫のごはんをセットしたり、体重を計ってコーヒーを淹れるなど朝ルーチンを終えて「モーニング・ページ」の時間になったところで書き出します。
今のところ4行日記のような質問形式にはなっていませんが、今朝感じた不安・焦燥感はどんなものだったか、それは何に起因していると思うか?どう対処するといいと思うか?など、思ったこと、感じたことをつらつらと書いていきます。こうしてブログに書いていて、もうすでに頭の中で質問形式ができていたと分かりました。

書き出して分かったことですが、直近の悩みはもちろんですが、おもしろいことに子供の頃のイタイ思い出が起因していることもあるのには苦笑しました。



また、覚醒前に見た夢というのもヒントになります。もの書き写真堂の場合は夢はすぐ忘れるので、これもまた起きたらすぐに頭のなかでストーリーを反すうするか、書き留めます。

いずれもモーニング・ページに書き出したら、さっそく対処します。メンドウクサイからとこれまた放置していると、いつまでも覚醒時の焦燥感に悩まされます。おおよそちょっとした事が原因なので、それを放置することで大事になる前に摘み取ります。

それにしても、いかに日中は意識・無意識にせよ、いろんなものを押しこめて忘れようとしていたのかに気づかされました。忘れておしまいということは少なくて、だいたいは後から何らかの行動を取らねばならなくなるんですけどね。
潜在意識のどこかで「これ以上放置しておくと、余計メンドウクサクなるぞ」という警告なのかもしれません。

覚醒時の感覚と夢は忘れていた懸案事項解決のきっかけになりますので、一度気に留めてみるといいですね。

※注:モーニング・ページとは、ジュリア・キャメロンが著書「ずっとやりたかったことを、やりなさい」で提唱しているもので、毎朝A4用紙3ページ程度に頭に浮かんだことを書き出していくものです。
朝の時間の無い人は30分と時間を決めて書くのもいいかもしれません。手書き推奨ですが、時間がない場合はパソコンでもいいと思います。もの書き写真堂はEvernoteに書いています。
「脳の排水」を目的としているので、何もなかったら「何も書くことがない」と書いてもいいのだそうです。
「ずっと・・・」で指示されている12週間のエクササイズが終わった後もモーニング・ページを続け、これを週次レビューなどで見返すと、我ながら驚く発見があったり、自分で自分の問題に答を出していることにも気づきますよ。



「ずっとやりたかったことを、やりなさい」の続編もあります。原題はWalking in This World.
モーニング・ページ、アーティスト・デートに加え、ウィークリー・ウォークのエクササイズも加わりました。家にこもりがちになると、このウォーキングはなかなか良いですね。



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