2014年2月23日日曜日

0743 老舗のカフェにいた猫のこと〜円山茶寮


先日、猫のいる老舗のカフェがあると聞いて、ふと思いついて行ってみました。
むかしからあるカフェだったのですが、近場なのでいつでも行けると思って今日に至るという感じでした。

カフェの名前は「円山茶寮」(まるやまさりょう)。
もちろん猫カフェではないのですが、このカフェに猫がいるということもこれまで聞いたことがありませんでした。地元のフリーペーパーで店内に猫がいるということが書かれていて、いつか行きたいと思っていたお店でした。(お店の情報は最後に掲載します。)

午後1時半。猫は昼寝の時間です。もっとも、日中もだいたい寝ている動物ですが。
お店までの細く除雪された通路を歩き、玄関を開けます。
すると、「いらっしゃい」とばかりに左手の棚の上にちょこんと座った薄茶色の猫が1匹。目が合ったので人差し指を鼻の前にだすとふんふんとにおいをかいですりすりしてくれました。
(入り口すぐのところにある棚の上は専用の場所のよう)
その後、猫は何をするでもなく(猫ですから)、玄関ドアのガラスごしに外を眺めたり、店主に催促して外に出て行ってはすぐにドアを開けろと再び催促してもどってきたりしていました。
(美人さんです)


店主にお伺いしたところ、6年前に自分の子猫を連れて「養ってくれ」とばかりにやってきた「押しかけ居候です」とのこと。
ちょうど前に飼っていた猫が失踪した直後で、もう猫は飼わないと決めていたためどうしたものかと思案していたところ、周りの猫好きの8割から「飼え」と言われたそうです。

推定年齢は現在6歳、子猫も現在5歳くらい。母親のほうは野良猫ですから外に出て行くこともあるが、子猫は完全に家猫として育ったので外出はしないし居室部分からあまり降りてこないそうです。「接客」はもっぱら母猫のほう、名前は「こっこ」(表記は決めてなくてひらがなでも、カタカナでも可とのことでした)といいます。
立ち上がった姿をみると、右前足に柄物の布が包帯のように巻き付けてあります。どちらかというと義足のようにもみえます。
力なくぶらぶらして痛々しいのですが、当の猫は平気な様子で走り回っています。

右前足の怪我は、去年(2013年)の夏頃のこと。右前足をぶらぶらさせて外から帰宅したのだそうです。てっきり交通事故で腕が折れたと思って動物病院に連れて行ったところ、獣医さんから「おそらく自転車にひかれて神経が切れたのでは。骨折はしていない」と説明されたそうです。足を切断せず包帯でカバーして様子をみることになり、本猫がいやがらないので防御もかねて常時包帯をして現在に至るそうです。

「これでも全速力で走れるんですよ」と店主。

たしかに不自由なく走り回っていますし、高いところにも飛び乗っています。

「不自由な手を使って砂をかこうとしてうまくいかないものだから、意地になってかいているときもある。たまにけいれんみたいなのを起こしてお店に降りてこないことも」

昼寝以外にも体調不良でお店にいないことがあるようです。お伺いした時も前日まで具合が悪くて居室部分でおとなしく寝ていたそうです。

「やっぱり野良猫だったせいか、養ってくれとやってきた割に人間嫌いでなつかなかった。でも、お店でお客さんから『かわいいねぇ『美人だねぇと褒められているとわかると、だんだん人なつっこくなっていった。人間の言葉がわかっていると感じますね」




すでに居候してから6年経っていますので、もの書き写真堂が接した限り、元野良だといわれないとわからないくらいです。
時折窓の外の鳥を目で追うときには、我が家の完全室内飼い猫どもより「野生」を感じました。
上の4枚の写真は、鼻先に手を出したら「ここ、掻いて」とばかりに顔をまわしてぐりぐりしてきました。ここでも、もの書き写真堂は猫の下僕となりました。

「お客さんに『看板猫だねぇとよく言われるのですが、最初はそうなのかなぁ?と思ってました。その後、駅長猫や他のお店の看板猫を見て、『ああ、これが看板猫という意味かと納得しましたね」

こっこちゃんはお客さんが言うとおり、まさに看板猫だと思ったそうです。お店に出ているときはだいたいにおいて(寝ていなければ)お出迎えとお見送りをするそうです。
もの書き写真堂も帰り際、玄関先まで送ってもらいました。

猫カフェではありませんので、いるかいないかは猫の気分と体調次第ですが、それでもほっこりしたいときにはうってつけのお店だと思います。スイーツもたくさんありますよ。

【お店について】
「円山茶寮」(まるやまさりょう)
住所:札幌市中央区北4条西27丁目1-32
電話:011- 631-3461
時間:11:00〜24:00
定休:木曜日

この日は、ホットバナナケーキのセットをいただきました。900円。セットの飲み物はブレンドコーヒー、紅茶から選びます。(もう1品あったような・・・・猫にかまけて忘れました・汗)

ぜんざいなどの和のスイーツも人気だそうです。次に行ったときは、お店の取材してきます(滝汗)。

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