2014年2月20日木曜日

0740 思い切ってOS X Mavericksを改めてクリーンインストールしました。

以前からどうにもMacBook AirのFinderの挙動がおかしくなっていました。2013年秋にOS X Mavericksにアップデートしてからは例のメニューバーが真っ黒になる現象は起こりませんでした。

550 Macのメニューバーが黒くなる件(スリープ解除時にバスワード入力で解決?編)

しかし、Dockが自動で出たり隠れたりする設定にしているのですが、カーソルを持っていっても隠れたままのことが頻繁に起きるようになりました。

極めつけは、Excelを使用していたときにシートが透け、背後にLaunchpadが立ち上がっていました。シートのセルを選択すると、その下に重なっているLaunchpad上のアイコンをクリックしたことになり、どんどんアプリが立ち上がっていきました。
でも、メニューバー上はExcelが現在起動しているアプリになっています。

この気持ち悪さに決断しました。
これはMavericksをクリーンインストールするしかない、と。
(前回のMavericksへのアップデートは再発を承知でタイムマシンからすべてのデータを戻しました。CD供給のアプリのインストールが面倒だったからです。横着極まれり・・・)

Command+Tabキーのアプリ切り替えはできましたので、まずはすべてのアプリを終了させ、再起動をかけました。
この結果、ExcelとLaunchpadが重なるというおかしな現象は消えましたが、また再発するかもしれませんし、先のメニューバー真っ黒もなしくずしに解決したため再発しないとも限りません。
クリーンインストール決行の決意は揺らぎません。

さて、今回のクリーンインストールに当たっては、Appleのサポートページにその方法がありましたので、これでやってみることにしました。

OS X Mavericks: OS X を消去して再インストールする
Appleのサポートのページです。






作業順序は、

  1. インターネットに接続されているかどうか確認する。(「これ大事」という注意書きあり)
  2. メニューバーのアップルメニューから再起動を選択。
  3. Macが再起動してグレイの画面になったら、Command+Rキーを押す。(画面が表示されるまで押し続けました。)
  4. 画面が表示されるので、その中の「ディスクユーティリティ」を選択して「続ける」をクリック。
  5. 左側にある項目から起動ディスク(クリーンインストールするHDD。自分のMacのHDD)を選択し、右側上の「消去」タブをクリックする。
  6. 「フォーマット」メニューが「Mac OS拡張(ジャーナリング)」になっていることを確認し(あるいは選択し)、その下にある「消去・・・」をクリック。
  7. ディスクが消去されたら、「ディスクユーティリティ」から「ディスクユーティリティを終了」を選択する。
  8. 画面にある「OS X を再インストール」を選択し、「続ける」をクリック。
  9. その後は画面に表示される指示に従い操作する。

6番の「消去」は以前、Mavericksにアップデートしたときはすんなり終わった消去作業ですが、今回はなかなか終わりませんでした。ふと見ると、どうやら起動ディスクを選択するときに、きちんとクリックしていなかったらしく、項目が「−」で表示されていました。
改めて起動ディスクを選択すると、あっという間に消去は終わりました。
上の写真では、画面下の「マウントポイント」が/Volumes/Macintosh HDになっていること、「空き領域」「使用領域」に数値が入力されていることが目安になります。

次はMavericksをダウンロードしてインストールです。だいたい2時間くらいだったでしょうか。これも無事終了。あとは必要なアプリを入れておしまいです。

余談ですが、先のMac30周年でつくづく思ったのですが、OSのインストールがいかに簡単になったかを改めて実感しました。
うず高く机に積まれたアプリのフロッピーディスクと、ディスプレイに現れた指折り数える(しかも欧米式!)手のひらアイコン。
今となっては苦笑しながら思い出す、懐かしい光景ですが。
さて、もの書き写真堂の場合、ほとんどのアプリがApp Storeかクラウドになっています。
さらに、よく使うEvernoteのデータはクラウド上にあります。iCloud上にあるメール、カレンダー、連絡先、メモなど言わずもがなです。
これがあるため割とすんなりと「クリーンインストール決行!」に踏み切れるのだと思います。ありがたい世の中になったものです。

しかし、我が家にはCDやUSBメモリで供給されたものがあります。MacBook AirはCDやDVDのデバイスがありませんので、それが付いているiMacとディスク共有してインストールします。
MacBook Air購入時にも実施したのですが、すでにやり方を忘れて、自分のブログの過去エントリに助けられました。こういうことがあるので、ちょっとしたことも書いておく意味があるわけです。

ちなみにApertureは、iMacでこれまでの写真をすべて管理していたため、過去の写真はこちらで見ることにし、MacBook Airはフォトストリームで同期できるだけの分で始めることにしました。つまり、バックアップしたLibraryは戻しませんでした。
Apertureも最近調子が悪かったので、これも一からやり直そうと。ということは、このあいだLibraryを整理した意味って・・・。

0676 Aperture Libraryが肥大化したのでダイエットしてみた

(追記)2014年2月22日
クリーンインストールした直後、SafariのブックマークメニューがiMacなどと同期しませんでした。これは何もしなくても自動で同期されるものなのですが、いくら待っても同期してくれません。仕方がないのでiMacのブックマークを書き出して、MacBook Airで読み込みました。
ところが、1日以上経過してから、メニューバーの「ブックマーク」のプルダウンメニューがやたら長いことに気づきました。よく見るとiMacのブックマークメニューが同期しており、さらに読み込んだものまであるという2重の状態になっていました。
同期するまで時間がかかるということなんですね。でも、Safariはすぐ、それもしょっちゅう使うんですから、もっと早く同期してくださいっ。

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