2015年1月26日月曜日

1019 週次レビューから13~「考えること、行動すること、ひとつのことに囚われないこと」

今週は飼い猫がらみで反省することがてんこ盛りでしたので、2エントリとなりました。
前回はこちらです。

自分が動かないとなにも始まらないのはわかってるんだが、なぜか抵抗があるように動けない。「~だったらどうしよう?」とやる前から考えているからだろう。自分の望みどおりにならなかったときのための防御の目的もあるのかも。動かなければ変わらずにいられるから。
動かないことの言い訳は「~だったらどうしよう?」。これに尽きますね。うまくいくかどうか分からない事案に対する不安が大きくなりすぎると特に足がすくんで動けなくなります。

人間は今いる場所がたとえ不満だらけでも、出れば状況が良くなる可能性があってもそこから出ようとしません。変化するのがイヤなんですね。加えて「~だったら?」という不安。
よく「7割考えたら実行に移し、動きながら軌道修正する」のがいいと言います。完璧主義な人間からみると見切り発車に見えて仕方がないのですが、以前のエントリでも反省したことを踏まえて、「~だったらどうしよう?」を打破して行動に移したいと思います。

「1日、そのことについてなーんも考えないで過ごす」っていうのはいいかもしれない。やってみる価値はあるか。それが悩みのタネならなおさら。
これは「~だったらどうしよう?」と考え過ぎて動けないならいっそ忘れてしまおうと思ったのです。やらないことにするのではなく、いったん意識の外に出す。
でも、脳みそのどこかで潜在的に考えているはずなので、考え続けているより良いアイデアが浮かぶのではなかろうか、というものです。

まず考える方向を間違えないこと。一つの考えに囚われないこと。そこから導き出した行動を実施したら、あとは「もうやめ!」と考えをやめて、行動から生じたタスクをつぶしていく。
まだやれることはある。最後のひとつまでトライする。ひとつひとつやっていくことで入り口が出来て壁の向こうに行ける。また選択肢が増える。最後まであきらめないこと。今やるべきこと、やれることを見極めること。将来を悲観せず、今を楽しむこと。ひとつのことに囚われないこと。
ひとつの一大事が発生すると、これまでの一大事が些末なものに感じられておろそかになるので、すべてのことに適切な対応をしなければならないということ。一つの悩みが他の悩みを上書きし、必ず1つだけしか考えられないということと同じ。一大事の発生時はパニックになっているので、まず落ち着いてこれまでの「一大事」にも目を向ける。今やらねばならないことは何か?それを意識する。
以上は先日、飼い猫の具合が悪くなってパニクった時に反省したことです。
最初は、最悪の事態ばかりが頭に浮かび、涙目で「どうしよう?どうしよう?」と思考がループしました。
ですが、以前も似たような状況になった時の事を思い出し、まず落ち着くこと、次に「今できること」「今やるべきこと」を書き出して実行しました。

それにしても、不安や悩みというのはこれほどまでに上書きされるのかと痛感しました。猫の問題が発生するまではマンショントラブルが最大の悩み事だったのですが、それが瞬く間に意識の外に行ってしまいました。
おかげでこのトラブルは冷静になって考えることができ、突破口が見えてきたという想定外の結果となりました。これは、前述した「そのことについて考えないで過ごす」ことを行ったことになるのかもしれませんね。

おかげさまでくだんの猫の状態はずいぶん回復しました。飼い主も落ち着きを取り戻し、日々、猫との生活を改めて大事にしていこうと思いました。
自分が病気をしたときもそうですが、何か大きな事が起こると、平穏な生活がずっと続くと確信しそれを当たり前に思っておざなりにしていた自分に気づきます。
こういう一大事が起こって肝を冷やしながら反省するのではなく、日々、自分にとって何が大切なのか思い起こして暮らしたいと痛切に思った週でした。

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