2015年9月11日金曜日

1168 新しいiPhoneとiPadについてめまいと発熱したアタマで一晩考えてみた

2015年9月10日早朝(日本時間)、Appleが新しいiPhone(iPhone 6s/6s Plus)と新しいiPad(iPad Pro)などを発表しましたね。
私はその他は使っていないので、この2点についてどうしようか、一晩置いて考えてみました。

数日前から風邪のような微熱が続き、さらに持病の難聴・めまいに苦しみつつ、9月10日は目が覚めてからも横になりながらiPhoneで情報収集しました。

今、手持ちのiPhoneは6 Plus(128GB)です。性能に不満はありませんが、でかいのが難点。
では、6s Plusはどうなったかというと、寸法はほぼ変わりませんが重さが20g増えました。これは痛い。物理的にも痛いです。

というのも、6 Plusを使い始めてから左手小指の第一関節が変形(節が腫れたように太くなり、くの字にうっすら曲がった)、ぎゅっと指をにぎったときに指の腹が指の根元付近に付かなくなりました。一概にiPhoneが原因と言い切れませんが、これ以外の原因が考えられません。
行きつけの整形外科医は歳を取ってくると指は曲がってくるとは言うものの、それはだいたいじーちゃん、ばーちゃんの話だと言うし・・・。

いずれにしても、今でもかなりどっしりと小指で支えてますので20g増量というのは大きいです。ホントに痛いです。
それに、Plusの大きさだと実は天空パノラマでiPhoneを回す時に苦労していたのです。持ちにくくて最後の水平がなかなか取れないのです。これに20g増量になるとどうなるやら。

重さをひとまず脇に置き、その他の性能が自分の求めるものに合致しているかどうか見てみました。自分でネットでチェックした情報を元にこれを検討してみました。

6 Plusを購入する時も書いたのですが、私がiPhoneに求めるのはカメラ機能。電話というよりデジカメなんです。この夏の花火を連写できれいに写したカメラがiPhoneだったということも鑑みると、やはりiPhoneに求めるものは個人的にはカメラ、写真なのでした。
ですので、3D Touchや4K動画も気になりますが、まずはカメラ本体と写真です。

こちらの記事によると、背面カメラが800万画素から1200万画素になったことでAppleはノイズが少なく、リアルな色を持つよりシャープな写真が撮れると説明したそうです。今回もまた光学手ブレ補正はPlusのみだそうです。う〜ん。

前面カメラはセルフィーに応えるべく120万画素から500万画素になりました。私はセルフィーはやらないけど抱っこしている猫を撮るときによく使ってましたので、これも良いアップグレードかもしれません。

背面カメラには、シャッターを切った時にその前後の動きと音を記録するLive Photos という機能も追加されました。これはあくびを始めた猫を「あっ」と思ってシャッターを押してもちょっとタイミングがずれちゃったというときに嬉しいかも。もしくは箱にジャンプして入るところとか、いろいろ残念なシーンが多かったのです。猫撮りには最適?

バーストモード(連写機能)は残っているので、このLive Photosとの使い分けを考えるのも楽しいかもしれません。「音付きで動く」というのがまだピンと来ないのと、動画との使い分けはどうなるのかしら。ショートショートムービー?バーストモードと動画の中間を行くものかしら?
もしかして音付きのパラパラ漫画的な何か?

話は飛びますが、バースト写真をすべて表示させたときに下のサムネイル部分を右から左へと素早くスライドさせるとパラパラ漫画というか、カクカクした動画に見えるのでよく遊んでいます。
シチュエーションにもよりますが、15〜25コマ撮ればなかなか楽しめます。
(下のサムネイル部分を動かすと、上の大きなコマの中で動くように見えます。花火の連打、猫のあくびなどはおもしろいです。)

それはさておき、特にシャッターの「前」を記録するというのは動画に採用してほしかったです。確か以前使っていたカシオのデジカメの動画がボタンを押した5秒前にさかのぼって録画できる機能を有していて、猫撮りにはぴったりでしたので。
今回のiPhone 6s/6s Plusにはないんですよね?

そういえば、パノラマが最大43メガピクセルから最大63メガピクセルにアップグレードしています。これは天空パノラマではどう写るでしょうか。違いはどれほどになるか気になるところです。

さて、お値段ですが128GBが11万800円となる模様。
しかし、2年連続で買い替えというのも我が家の緊縮財政の折、厳しいものが。それでも、カメラ機能のみに注目しても購買欲をそそるものが多々あります。

懸案事項は、現在auなんですが、これを格安SIMにするかどうかも悩みどころです。キャリアメールを使えないことで、Googleの確認コードをメッセージで受け取る場合はどうするのだろう?というのが目下の課題。調べてもよく分からなかったのですが、機種変更後のGmailやYouTubeの設定にしか使った記憶がないので、それほど影響は出ないのかも。

(追記)
改めて調べてみたところ、Googleの2段階認証プロセスで認証コードをSMSで受け取るほかに、認証システムアプリ(Google Authenticator)で生成されたコードを入力する方法がありましたので、さっそくそちらに設定しました。

 「ほしいものリスト」に記入して少し寝かせておくことにしましょうか。ホントは30日置くのがいいそうなんですけどね。

(追記)2015年9月12日
この記事を書いたあとで、@ogikubokei師匠がITmediaに主にiPhoneのカメラについて書いていましたので、そちらもぜひ。私の知りたかったことがスキッとまとまっていました。

荻窪圭が見た新iPhone:iPhone 6s/6s Plusのカメラは“きっちりトレンドをおさえた”進化

では、iPad Proの検討です。
現在使用しているiPad Airは2013年11月に購入しましたが、購入直後の気合いはどこへやら、絵よりももっぱら撮影した写真の閲覧(屋外の現場や会議で確認)、自炊した本をたまに読む、毎日の目覚まし時計に使用しただけでした。もったいない〜〜。

2013年11月以前から利用しているアプリがApp Storeからなくなり、これ以上OSのアップグレードをすると使えなくなる恐れがあること、後継アプリでいいのが見つからないこともあって、このままもう少し使用するのがベターかなぁと。

しかし、iPad Proの大きさ(12.9インチ)と、外付けの純正キーボードとスタイラスペン。これを考慮したとき、比較するのは今使っているiPad Airとではなく、13インチのMacBook Airではないかと。

こちらの記事で画面に手を当てている、つかんでいる写真を見る限り、MacBook Airのディスプレイ部分をばこっと外したような大きさに見えます。うん、でかい。
手に持って作業しようという気にはなりませんが(713g)、机の上にキーボードを付けてMac風に、あるいは従来通りぺたりと置いてスタイラスで絵を描くという分にはいいのかも。

純正スタイラスは発表時のデモ写真を見ると、ぺったりと画面にてのひらの側面を付けても誤作動しないみたいで、これはiPadアプリ「Paper」を製作したFifty Threeの純正スタイラス「Pencil」と同じ使い勝手です。
あとはどんなタッチや線描になるかが気になるところではありますね。お値段もかなりのもの(約1万2千円)ですし。

しかし、当たり前ですがiPadとMacではOSが違うのでキーボードを備えても、マイクロソフトのExcelが使えても、アドビのフォトショが使えても使い勝手が違うのは自明のことです。
私としてはMacでのショートカットキー、トラックパッドによるスワイプやピンチなど、この便利さに慣れ切っていて、iOSでのカーソル移動やカット、コピー、ペースト時にイライラさせられることが多々あることを鑑みると、やはりおよそ13インチの画面でキーボードがあってもiPad ProじゃなくMacBook Airで作業するかなぁ、という結論になりそうです。

しかも、ライフワークにしている作業用のアプリがMac用しかない!これも多大に影響してますね。

でも、万が一「もうiPad Proしか選択肢はない」という状況になったら使うでしょうし、きっと操作には慣れると思います。使い勝手は「文句を言いながらも慣れてきた」という経験値が23年というMac歴で蓄積されてますから。

いずれにしても、そのうちiPad Airは買い替えると思いますが、まだ現行機種で頑張ります。

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