2016年3月31日木曜日

1225 老猫と腎臓病(腎不全)10 点滴を始めてから約3ヶ月が経ちました

2016年1月に腎不全と診断されてその日から毎日皮下点滴を始めてそろそろ3ヶ月が経過します。現在も毎日点滴です。最近は200ml前後の点滴をしています。

3月中旬には、点滴をするため猫をキャリーに入れようとまず膝上に置いたら、そこでくつろいでしまったので試しにそのまま点滴したところ、最後まで暴れずにじっとしていました。
それから本日まで毎日、膝上で点滴をしています。写真が撮れるといいのですが、私のほうにそこまで余裕がなくて(汗)。
それにまだ突然暴れたときのために頭と前足に洗濯ネットをかぶせています。これも取れるといいのですが、なんとなくそれは実現しそうな気がします。


1ヶ月くらい前からは、サイエンスダイエットのw/d、ロイヤルカナンの腎臓サポートスペシャル、同ベッツプラン エイジングケアプラス ステージ2プラスの3種混合のカリカリをよく食べるようになりました。

体重は減りませんが、だいたい4.3キロから4.5キロの間を行ったり来たりしています。水を飲んだりおしっこをしたりすると0.1キロくらいは平気で変化するので、それくらいの増減で一喜一憂するのはやめました。

薬は動物病院から指導を受けたセミントラを1日1回、その他に私がかかっているカウンセリング漢方のお店で処方してもらった六味地黄丸、途中から猪苓湯(チョレイトウ)も加えたものを与えていましたが、3月の血液検査でクレアチニンが4.3となり徐々に上昇したことから(3.6→3.4→4.0→4.3)、六味地黄丸の分量を増やしたものだけを与えることにして経過観察中です。

この他、免疫力を上げる目的でイムノとか腸内環境を整える薬などを試そうと思ったのですが、いくらねこ缶に混ぜてごまかそうとしても見破られて現在は断念しております。

それでも点滴の効力が大きいのか、前述のとおり食欲が出てきたことがなにより良いニュースです。人間でも動物でも口からものを食べられるということは希望が持てるということですから。
おそらく点滴をすることで大量の尿と一緒に毒素が外に出て、獣医さんの言っていた「毒素のせいで気持ち悪くて食べられない」という状況を脱したようです。

先日、猫の終活勉強会なるものに参加した際に、「ごはんが自分で食べられるなら大丈夫。血液検査の結果に一喜一憂しないこと。全く問題なくても突然亡くなることもあるし、数値がかなり悪いのに元気に動いている猫もいる。今が元気なら飼い主がそれほど悲観することもない」というようなことを言われ、少し気持ちが楽になりました。

勉強会の要点については別途まとめたいと思いますが、日々の猫との生活に追われてなかなか筆が進まない状態が続いていて、自分でもまずいなぁと。
それはさておき、猫は「今」にしか生きてないし、せいぜい考えても「次のごはんは?」くらいだと物の本にありましたので、猫ともども今を大事に楽しく生きて行きたいと思いました。

そういえば、先日から動物病院で扱う翼状針がテルモからニプロに変わったのですが、同じ太さと長さでも針先のカットの角度が違ったりして、ふたたびダダ漏れさせてます。う〜、すまん。
針を抜いた直後にしばらくそこを押さえておくと大丈夫と言われたのですが、数分押さえていてもじわじわしみ出してきます。うまくいけば1時間弱で止まりますが、長いときは2時間超になることも。同じ翼状針で先生がやると全く漏れないんですけど、何が違うんだろう?

冒頭写真は本日(2016年3月31日)の点滴箇所を指したものです。体を曲げているのでかなり後ろに見えますが、肩甲骨下のラインから1センチほど下でしょうか。適正な場所は刺しすぎているのでわざとずらしました。


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