2013年10月13日日曜日

0580 大倉山シャンツェから札幌市街を眺めてきた

(iPhoneのパノラマ撮影にて)
2013年10月10日(木)、旧体育の日。快晴。
元体育の日だからというわけではないですが、札幌冬季オリンピックのジャンプ会場となった大倉山ジャンプ競技場(大倉山シャンツェ)の展望台から札幌市街を眺めてきました。

左奥にシャンツェ(iPhoneにて)
昔、仕事で冬場に行ったことはありましたが、展望台とリフトができてからは行ったことがなかったので、iPhoneで天空パノラマを撮ったら壮観だろうなぁと思い、行ってきました。(天空パノラマはこちらになります。)

リフトは二人乗りで、もちろん競技中は選手も使用します。片道5分。
現地にあった解説板によると、ジャンプ台はこんな感じになってます。ちょっと写真が切れちゃいましたが、ご容赦。

(余談ですが、iPhone 5sは逆光で白い看板がこれだけ写る!)
その横をリフトが昇降しているわけですが、ランディングバーンの急勾配を体感できます。下りのほうが選手のジャンプと共感できると思います。迫力満点。というか、「こんなところを滑って飛び出すんですか〜っ!」という気分を味わえます。

では、少しでもその急勾配を感じられますよう、写真にてどうぞ。(注釈がない場合、Nikon D300にて撮影しています。)

ランディングバーンを見上げながら、リフト乗り場へ。工事をしていてフェンスやポールなどがあったのは残念。リフト券売り場は、ブレーキングトラックを挟んで反対側の建物の正面にあります。

乗り場には係員が複数いるので、年配者も安心。「乗ったらすぐ足を上げてください」と指示がありました。乗った直後と降りる直前だけでいいみたいです。


ランディングバーンを間近で。右端に最新のバッケンレコード(最長不倒)の看板が。

2012年シーズン時点までは、伊東大貴選手の146.0mです。
ランディングバーンの表面が写ってますが、ここはサマージャンプも行います。確か表面に水を流して滑りやすくするんじゃなかったかな。擁壁みたいなコンクリ部分は観客席です。


 カンテ(踏切台)の下にある五輪マーク。工事中のためかフェンスで閉じられていました。



展望台が見えてきました。アプローチ横の階段は下からずっと続いているもので、選手は昔、スキーを担いでここを登っていました。もの書き写真堂も仕事で登ったことがありますが、上に着いた時には太ももブルブルでした。

さて、上りではやや振り返らないと景色が見えません。リフトが微妙に動くので怖くて振り返えられません。景色は展望台に着いてからじっくり見た方が感動が増します。


展望台は1階が選手控え室(一般人は入れません)、2階が展望ラウンジ、3階が屋上展望台となっています。
まずは屋上展望台から眺めることに。(上の写真と冒頭写真)
札幌市内の展望台で有名なのが藻岩山なんですが、大倉山のほうが市街地に近いのと、真正面に市街地があるので圧巻です。ただ、夜景が見られないという点で藻岩山に一歩及ばないというか。
10月くらいになると日没が17時前後なので、18時がリフト最終ということを考慮すると、少しは夜景っぽいのが見られるかもしれません。寒いので1枚余分に上着を持って行ってくださいね。


展望ラウンジには小さな売店があり、「大倉山特製ソフトクリーム」が人気のようでしたのでいただきました。バニラ味300円。濃厚でどっしり感がありました。


展望ラウンジ中央からはちょうど真下にスタート台が見えます(上の写真)。ランディングバーンも下が見えません。ジャンプ発祥地では昔これが刑罰だったという話を聞きましたが、まさに。(当時の同僚に聞いた話で、「ある時、ちゃんと着地して逃げたヤツがいて、それ以来競技になったんだ」というもっともらしい話がおもしろかったので、ウラを取ってませんがこの説を信じてます。)


 選手が飛び立つところを実感できるように引いて撮ってみました。ランディングバーンがみえないどころか、ブレーキングトラック(緑の濃い部分)もいちばん端しか見えません!



そんな写真を撮っていると、展望台外のキャットウォークを命綱なしに歩く人がっ。工事関係者の方ですが、見ているこっちが足がすくんで、もにょもにょするあの感覚が襲ってきました。

いろいろスリル満点でしたが、リフトを降りるときもまた急勾配を視覚で感じられて迫力満点でした。それに、ずっと景色が見られます。






カンテ部分。左端の信号下の台は報道カメラマン用でしょう。あの飛び出したところの写真をここから撮っているわけですね。


ランディングバーンの横に来たリフト。急勾配が実感できるかと思います。5つ先のゴンドラに乗っている人の頭が緑の芝生すれすれに見えます。


途中の急勾配のところで、アナウンス後にいったん停止するなど(停止してから年配の方を乗せたようです)、いろいろありましたが終点がみえてきました。(上の写真上部)
このリフトは景色もさることながら、ジャンプ台の勾配を体感できるのでオススメです。
札幌にいらした際にはぜひどうぞ。

場所:札幌市中央区宮の森1274
電話:011-641-8585
時間:5月1日〜10月31日8:30〜18:00、11月1日〜翌年4月7日9:00〜17:00ほか。
(ジャンプ大会開催日前後は休止・時間変更等があり、天候によるクローズもありますので事前に電話で確認を)
料金:大人往復500円、子供往復300円。(片道券もありますが、片道に遊歩道を使用する人のみだそうです。)

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